タンポポ開花数の不思議

近所の道を歩いていて見かけるタンポポの開花数は当然季節によって変わって来る。これまでの観察では、例えば今年(2021年)の場合は3月22日に突如爆発的に開花数が増え、4月15日には逆に一気に開花数が減少した。その後は、じわじわと減少している感じであったが、5月の半ばくらいから、さらに急激に開花タンポポの数が減っているように感じられた。でも、厳密に数を数えたわけではないのであくまで肌感覚である。ところが5月の末頃になると、そもそも開花しているタンポポを見つけることが難しいほどに開花数が減少してしまった。もしかすると、タンポポは夏が来る前に一旦は、全く開花しなくなる時期があるのだろうか? そんな疑問が湧いて来た。そこで、外出ついでに通った道ごとの開花数を数えてみた。でも、「外出ついで」と言うのはなかなか問題が多い。観察する場所が一定しないし、外出しないこともあるし、時間も一定しないのだから。そんなずぼらをやっていたら、驚いたことにそれまでゼロに近かった開花数が6月5日に突如としてどっと増えた。それで慌てて、「外出ついで」ではなく真面目に定点観察をすることにした。

下図は定点観察を始めた道路の見取り図です。

 

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また、下図は定点観測場所(道路)別の開花数です。黄色い部分が観察データの取れたところ。6月3日までは「外出ついで」だったので、観察データが少ない。6月5日から定点観察を始めた。

 

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